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名無し指とは、どの指なのか。? [雑学]

人間の指の中で最も使用頻度の少ないのは、親指のほうから数えて4番目の指と言われています。

その4番目の指、すなわち小指の横の指は薬指と呼ばれていますが、この指はその名を読んではいけない指とされてい ました。

そこで、名無しの指、名無し指、あるいは、無名指と呼ばれていました。

どうして、薬指が名無し指なのか、なぜその指に名前を付けて呼んではならないか。

人間の指の中では親指と人差し指はよく使う。

小指は小さくて弱々しいが、この指も結構使う。中指もまあまあ使う。最も出番の少ないのが薬指この指は、普段はあまり使わられず、薬を調合した時、チョット薬を付けて舐めてみたりするのに使う。

そこで薬指と呼ばれるようになったのですが、昔は、薬指で紅をさしたので、この指には、紅さし指の名もあります。

普段あまり使われていない薬指。薬の調合や紅をさすときだけに用いられるその指は、いわば聖なる指であり、大切に扱われなければならない指であっ た。

それに名前を付けて、みだりに口にすることは神秘性が薄れると考えられていました。

そこで名前を呼ばなかったのです。

尚、女性が左手の薬指にエンゲージ・リングやマリッジ・リングをはめるのはこの薬指の神秘性に影響している。

古代ギリシャ時代では、左手の薬指には心臓に繋がる太い血管があるとされていました。

この薬 指に永遠の意味を持つ結婚指輪を付けることで、同時に永遠の愛を象徴することとなりました。

左の薬指に光る指輪をはめていると、恋人か結婚の相手がいるという証拠でもあるんですが、
女性が男よけに,はめている,というようなケースもあるようですね。

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火災には、区分があります。 [雑学]

火災のことを俗に火事と呼んでいますが、火災には区別がありますよ。

火災報告取扱要領  総務省消防庁防災課  消防庁長官通知 では、

「火災」とは、人の意図に反して発生し若しくは拡大し、又は放火により発生して消火の必要がある燃焼現象であ って、これを消火するために消火施設又は同程度の効果のあるものの利用を必要とするもの、又は人の意図に反して発生し若しくは拡大した爆発現象をいう。平成6年4月の改正でに「爆発現象」を加えられ ました。

爆発の多くには、誰かが、どこかで爆発音を聞いて、黒い煙無が立ち上がったことにより通報され、現認した消防 機関は爆破として「火災扱い」する。

つまり爆発には、一過性で終わることから“恐ろしさ”はもともと必要事項ではなく、焼損物件による燃焼現象の確認で済むからです。

「消防法の解説」を見ると、この文章の解説として、次のように表現している。

 火災とは、

 ① 人の意図に反し、又は放火により発生>すること。
 ② 消火の必要がある燃焼現象>であること。
 ③ 消火施設又は同程度の効果のあるものの利用を必要とする>こと。   

の3つの要素が全部含まれているものとされ、このうちいずれか1つでも該当しないものがあれば、それは「火災」ではない。

「爆発現象」は、②と③の有無にかかわらず、火災を意味します。

[さらに解説として]

①人の意図に反して発生し若しくは拡大し、又は放火により発生する現象であることが火災として成立する上に欠くことのできない条件であって、これらの現象を放置すれば、社会通念上 公共の危険が予想される燃焼現象を意味する。 

②消火の必要がある燃焼現象であることは、燃焼拡大の危険性があると客観的に判断さ れるもので、燃焼物の経済的価値の有無にかかわらず、社会通念上消火の必要が継続する燃 焼現象をいう。

③消火するために消火施設又は同程度の効果のあるものの利用を必要とすることは、消火効果のあるものを現に利用し、あるいはそれらのものを利用することが必要であると客観 的に判断される燃焼現象をいう。

火災の種別火災は、次の種別に区分する。

火災の種別が2以上複合するときは、焼き損害額の大なるものの種別で決まってくる。

(1)建物火災 建物火災とは、建物又はその収容物が焼損した火災を意味する。

(2)林野火災 林野火災とは、森林、原野又は牧野が焼損した火災を意味する。

(3)車両火災 車両火災とは、原動機によって運行することができる車両、鉄道車両及び被けん引車又はこれらの積載物が焼損した火災をいう。

(4)船舶火災 船舶火災とは、船舶又はその積載物が焼損した火災をいう。

(5)航空機火災 航空機火災とは、航空機又は、その積載物が焼損した火災をいう。

(6)その他の火災 その他の火災とは、(1)から(5)まで掲げる火災以外の火災(空地、田畑、道路、河川敷、ゴミ集積場、屋外物品集積場、軌道敷、電柱類等)をいう。

又、火災の燃焼特性から分類すると、  

火災は木、紙火災であるA火災、油火災のB火災、電気設備火災のC火災に分類されています。

 A火災   

 A火災は普通火災、一般化火災といわれておりB火災、C火災以外のことをいいます。   

■A火災に適応する消火器は地色は白色で、赤色の炎と黒色の可燃物の絵表示

■A火災に適応するのは水消火器、強化液消火器、泡消火器、粉末消火器  

B火災    

B火災は可燃性液体類、油類などの火災で油火災といわれています。     

■B火災に適応する消火器は、黄色の地色に赤色の炎、黒色の可燃物の表示  

■B火災に適応するのは強化液消火器、泡消火器、二酸化炭素消火器、粉末消火器、ハロゲン消火器

C火災    

C火災は変圧器、拝殿基盤等の電気設備の火災で電気火災といわれています。      

■C火災に適応する消火器は青色の地色に黄色の電気の閃光の表示    

■C火災に適応するのは水消火器、強化液消火器、二酸化炭素、粉末消火器、 ハロゲン消火器

普通火災でもっとも多いのは住宅火災ですが、(木造建築火災)ですが、その多くは、屋内の一部分からの出火をきっかけに始まります。

例えば、たばこの火の不始末で、まずふとん等が、くすぶって煙を出し始め、燻焼状態となり、やがてそれが炎を出して燃え出す着炎状態に至り、襖、障子、カーテンなど、他の物体に燃え広がっていきます。

この段階までの火災が、通常「小火(ぼや)」と呼ばれる初期火災であり、消火器で消火できる、いわゆる初期消火が可能な火災です。

初期火災の炎や加熱された空気が、天井面に堆積し、天井面が燃え、更に室内の可燃物から、過熱による可燃性ガ スの放出が急激に進み、室内全体に火災が拡がり、ある瞬間に爆発的に燃焼(火災)が拡大し、温度は急上昇しま す。

この現象をフラッシュ・オーバー(F.Q.)といいものすごい炎や煙で、人間は生存不能となり、消火器などでは消火出来なくなります。

この様な状態になると、消火ポンプでないと消火が不可能となります。

ボヤからフラッシュオーバーが発生するまでの時間は、内装材が可燃材料の場合で3~4分、難燃材料の場合では 、7~8分とされています。

初期火災からフラッシュ・オーバーまでの時間は非常に短時間です。

ですから、火災時の避難や誘導は迅速に行わなければなりません。

フラッシュ・オーバーと言う言葉は聞かれたことはなくても、バックドラフトと言う言葉は、聞かれたことはあるのではないでしょうか。

カート・ラッセル・ロバート・デ・ニーロ主演の映画のタイトルで一躍有名になった言葉ですが、フラッシュオーバーと混同しそうですが、フラッシュオーバーで は燃焼するための酸素は十分にあり、炎が存在しているが、バックドラフトの場合は燃焼するための十分な酸素が無く、火はくすぶっている状態のことを言います。。

高温の熱分解ガスが蓄積している閉鎖された区画内に扉などを開けたとき、酸素が取り入りれられて発生する爆発的な燃焼がおきます。

この状況は、バックドラフトやタワーリング・インフェルノの映画で上映されていましたね。

最近の建物も気密性が高くなり、バックドラフトが発生しやすくなっているので、火災がおきたら、火災室の扉は絶対に、不用意に開けてはいけません。

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挨拶での、本日はお日柄もよくの意味は、天候と違います。 [雑学]


よく、結婚式等の挨拶で本日はお日柄もよろしくの「日柄」は天候のことではなく、これは、六曜の「吉の日」であることを表しています。

よく使われるのが六曜で、万事によいとされているのが大安ということです。

結婚式や七五三などお祝い事の日として選 ばれることが多いです。ただ最近では、迷信など気にしないという人も若者を中心に多くなっており、なんとなくスピーチの枕詞のような形で残 っているのかもしれませんね。

この、六曜とは、六曜星の略で、大安、友引、先勝、先負、仏滅、赤口の6つを指し、それぞれ意味を持っています。

起源は、中国とされていますが、詳しいことはわかっておらず、いつ頃から使われていたのかも定かでありません。

日本では、江戸時代から使われだし、明治初期にに現代のの暦、太陽暦と一緒に普及しました。  「お日柄もよく……」を「お天気がよいこと」ととらえてしまうのは、「よい天候」を表す「日和(ひより)」との混 同でしょうか?

 「日柄」は天候のことではなく、その日の吉凶、つまり縁起のよしあしのことを言っています。

よく使われ るのが六曜で、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の六つからなり、万事によいとされているのが大安。

結婚式や七五 三などお祝い事の日として選ばれることが多いです。

六曜の順序は、【先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口】の順で繰り返されていますが、旧暦での月の変わり目には順 番が変わる事になります。

【六曜の読み方と意味】説明です。

先勝(せんしょう/さきがち)

「先んずれば即ち勝つ」の意味。万事に急ぐことが良いとされる。 午前が吉で午後が凶。午前中から式を始めれば午後になっても構わない。



友引(ともびき)

昼は凶。午前、夕方、夜は吉。大安の次に結婚式に適している。 「幸せのおすそ分け」という意味で、結婚披露宴の引出物を発送する人も。「凶事に友を引く」とのこのことから火葬場・葬祭場は友引を休業とすることが多い。



先負(せんぷ/さきまけ)

「先んずれば即ち負ける」の意味。 万事に平静であることが良いとされ、勝負事や急用は避けるべきとされる。 午前は凶だが、午後は吉。



仏滅(ぶつめつ)

「仏も滅するような大凶日」の意味。もしくは「物滅」として「ものを失う」の意で凶。 六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。ただし終日凶とする説と、午後は縁起がよいとする説に分かれる。また仏教とは全く関係性はありません。



大安(たいあん)

「大いに安し」の意味。六曜の中で最も吉の日とされる。 終日万事が吉なので、結婚式や結納は大安の日に行われる傾向が見られます。



赤口「しゃっこう」「しゃっく」「せきぐち」

「赤」という字がついていることから火の元、刃物に気をつける日とされる。 具体的には正午頃のみ吉、あとは凶と言われている。



結婚式や地鎮祭、そもそも神社のお参りもやっぱり「大安」がいい!と考える方は多いようです。

逆にせっかくのお宮参りだから「仏滅」はやめよう、お葬式の日取りは「友引」は避けて・・・とも思います。

「大安だから」、「仏滅だから」ということで神社にお問合わせされる方は大勢いらっしゃると思われます。

皆さんも一度は悩んだ経験があるのではないでしょうか? 明治時代には吉凶付きの暦注は迷信であると禁止されますが、第二次世界大戦以降国民の間に広く普及しました。

各六曜ごとに吉凶、運勢が定められています。賭け事など勝負に関する内容が多くなっているのです。

一般的なカレンダーではよく見かけますが、行政・公共機関が発行するカレンダーには六曜は記載されていないようです 。

六陽と神社・寺の関係 最初に述べたように、神社の祭事を六曜の良し悪しで決める方がいらっしゃいますが、

もちろん考えはそれぞれですので否定はしませんが、一般的に神社(参拝および祭事など)と六曜は関連性がありません 。

仏滅だからお参りに向かない、お祭りを控えるというのは必要ではないのです。

また「仏滅」「友引」という六曜から寺・仏教と関係があると思われている方がおられますが、これも関係ないよ うです。

お釈迦様は占いを禁じていらっしゃいますし、浄土真宗では日の吉凶を選ぶことを否定的に捉えているようです。

六曜とは迷信・俗信なのか では六曜とは迷信・俗信なのかと聞かれると、その側面は多分にあると思いますが、 一方で信じている方、気にされている方が多くいらっしゃる現状を見ると必ずしも否定できるものではありません。

人は社会のなかで生活していますので、多くの方が気にされる六曜を全く無視することは出来ないと思うからです。

正しい、正しくないという判断ではなく、習俗習慣として使われているということです。

 六曜が広まる前の暦にも、六曜と同じように日々の吉凶を示す選日(せんじつ)と呼ばれるものが書かれており、その 多くは干支の組み合わせによって日々の吉凶を判断しています。

たとえば、「暦の中段」あるいは「十二直(じゅうにちょく)」と呼ばれるものや、「暦の下段」に載っていた選日 もあります。

その他にも一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)、三隣亡(さんりんぼう)なども選日の一種す。これらの多くは現在ではあまり使われなくなっていますね。

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月の異名で呼ぶと風情がありますね。 [雑学]

月の異名とは、早い話、昔の月の呼び方です。

今日は、太陽暦で3月1日 月初めです


3月は、日本では、旧暦の呼び方で弥生(やよい)と呼ばれていますが、この様に各月には、月の異名として、古来から各月に名前を付けて意味を持たせています。


1月 睦月(むつき)

正月に人々が集まり、仲睦まじくすごすと言う意味

2月 如月(きさらぎ)

寒さが厳しくなって服をきこむから、「着更着」と言う説が有力

3月弥生(やよい)

「弥」には、「いよいよ」と言い意味があり、木草弥生い茂る(草木がいよいよ生い茂ると言う意味

4月卯月(うづき)

卯の花が咲く時期だから

5月皐月(さつき)

早月(さつき)とも言う。早苗(さなえ)を植える月だから

6月水無月(みなづき)

梅雨の時期なのに水がないとは不思議だが、旧暦で計算しているため、水無月は現在の7月に該当する。だから日照りが続く月なのです。

7月文月(ふづき・ふみづき)

七夕の行事に詩歌や書き物を奉じる風習があったことからこう呼ばれている。 稲の穂が実る月(穂含月:ほふみづき)とも。

8月葉月(はづき)

旧暦では、9月に相当するので木々の葉落ち月(はおちづき)

9月長月(ながつき)

夜長月(よながづき)の略

10月神無月(かんなづき)

これは、全国の神々が出雲大社に集まるために、神様がいなくなるからそう呼ばれた。だから、出雲地方では、「神在月」と言うことです。

11月霜月(しもつき)

霜が降りる月

12月師走(しわす)

12月は、仏事が多くなり、僧侶は大忙しになる。普段は悠然としている師匠の僧も、この月だけは東に西に走り回ることからこう呼ばれている。

ただ数字を並べ立てただけの太陽暦と違い、日本では、この様な古来からの別の呼び名があり、伝統的で風情がありますね。

ぜひ、ずっと後世まで伝えていきたいものですね。
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北極と南極の違い知っていますか。 [雑学]

どちらも、地球の両端にあるので同じように考えられますが、想像以上に違いがありますよ。

気温の違いはと言いますと

南極はの気温は、マイナス50度~60度   北極の気温は、マイナス25度前後

南極と北極では住んでいる動物も違いがあります。

南極はペンギンが生息                 北極は、ペンギンは生息していない

南極は、ホッキョクグマが生息していない      北極は、ホッキョクグマが生息している

南極は ホッキョクギツネが生息していない     北極は ホッキョクギツネが生息している

南極は大陸である                  北極は、海である

南極は、世界地図に大陸として載っていますが、北極は地図上北極海として記載されています。

この氷の下が、大陸か海かの違いで先ほどの気温差ができるのです。

何故ならば、海のほうが、陸に比べて暖まりにくく、冷めにくいという性質があるからです。

南極は陸地の上に氷が乗っかっているので、高さがあります。その高さは平均で2,000mもあります。

一方、北極には大陸がなく、氷が凍っているだけで、氷の厚さは5メートル~10メートルくらいだ。平均の高さはほぼ0m。

高い所の方が寒いということは言うまでもないことです。

さらに、南極は下地である陸地自体がかなり冷やされますが、北極の氷の下は海であり、液体の水である以上は、その温度はほぼ0度。

それ以上は冷えないわけです。

それに加えて言うと、北極には、赤道からの暖かい海水が流れるのに対し、南極の周囲には『南極環海流』という寒流が流れており、暖かい海水が流れ込むのをガードしています。

球体である地球の、それぞれ反対側に位置しているのだから、気温に関してはほぼ同じでもいいように思いますが、南極 VS 北極という対決は、寒さという面でみれば南極のほうが断然寒いですね。

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